球磨川で応急復旧に着手
2026年07月31日更新
被災地工事の円滑発注へ通知/国交省
7月28日に発生した令和8年熊本地震から、現地では応急復旧工事が始まりつつある。国土交通省は、250mにわたって堤防の沈下や亀裂、はらみだしが生じた球磨川堤防の応急復旧工事に着手した。国交省は集中的な災害復旧工事の発注を見据えて円滑な入札・契約に向けた通知を熊本県・市など被災した地方自治体に発出した。
国交省の同30日午後2時時点のまとめによると、熊本県の7市4町で水道管の破損による漏水や水源の濁りが見られる。
国管理河川では点検を完了し、球磨川など7河川で堤防天端のひびなどの被害を確認。球磨川では復旧工事を進めるとともに、他の箇所でも順次、応急対策に着手する。
道路は熊本県内を中心に、高速道路の2路線9区間、補助国道の2区間、都道府県道の18区間が被災により通行止め。被災地への経路である国道3号、国道57号のアクセスは確保済み。
今後の応急対策や災害復旧工事、関連する調査・設計の発注を見据え、国交省は7月29日付で被災地での円滑な入札・契約のための通知を熊本県・市をはじめ被災地の自治体に発出した。応急復旧事業や緊急度の高い本復旧工事では随意契約、他の災害復旧工事についても指名競争で契約が可能なことを記載した。
予定価格の設定に際しては、見積書の積極活用など実勢価格の把握を要請。単品スライドの実施や、遠隔地からの資材・労務調達に対する設計変更も促した。
■建協、測協、建コンに依頼
大規模災害支援活動協定で
熊本地震を受け熊本県土木部は、「大規模災害時の支援活動に関する協定」に基づき、県建設業協会各支部(県南・宇城・玉名・鹿本)、県測量設計コンサルタンツ協会(県南・宇城・県央・上益城)、建設コンサルタンツ協会九州支部(上益城)に支援活動を要請し、調査と情報収集を継続している。

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