南九州西回り道/建設促進期成会が総会

2026年07月14日更新
南九州西回り道/建設促進期成会が総会

阿久根川内道路/早期整備へ要望推進/会長交代し「地元の熱意を」

南九州西回り自動車道建設促進期成会(会長・椎木伸一出水市長)の2026年度総会が13日、出水市のホテルキングであった。早期の全線開通を目指し、関係機関への要望活動を柱とする事業計画を承認。芦北出水道路が28年度中の開通見通しとなったことを受け、残る阿久根川内道路の整備促進に向けた機運醸成も図った。

 期成会は1980年に設立。鹿児島県、熊本県の沿線市町の首長らで組織し、偶数年に総会、奇数年に役員会を開催している。

 今回の総会では、2026年度の事業計画案や収支予算案など5議案を審議。役員改選案も含め、全て原案通り可決承認した。

 事業計画に盛り込んだ要望事項は、①国土強靭化実施中期計画を踏まえ、通常予算とは別枠での必要予算の満額確保②産業や観光の振興、災害に備えた国道3号とのダブルネットワーク構築に向けた予算の重点配分③芦北出水道路(水俣IC~出水IC間)の早期完成④阿久根川内道路(阿久根IC~薩摩川内水引IC間)の全区間での用地取得や工事着手、供用予定年次の明示⑤4車線化の整備促進(事業中区間・美山IC~伊集院IC間)、残る優先整備区間の早期事業化-など。

 要望活動は、7月下旬の中央要望をはじめ、10月下旬には国土交通省九州地方整備局に対して行う予定。11月には建設促進大会も開催する。

 役員改選では、会長を出水市の椎木市長から薩摩川内市の田中良二市長に交代することを承認。芦北出水道路が28年度に全線開通する見通しとなった一方、阿久根川内道路の整備にまだ相当な期間を要することが見込まれるため、「当該区間の首長が会長となって要望活動を行ったほうが地元の熱意が伝わる」とし、新たなトップの下で声を上げていく方針を示した。

 田中市長は「一日も早い全線開通に向け、一丸となって要望活動に力を入れていく」と話した。

 総会には、建設促進議員連盟の幹事長を務める小里泰弘衆議や野間健衆議をはじめ、九州地整の福井貴規道路部長、県土木部の荒川泰二部長らも出席。鹿児島国道事務所の瀬戸祐介所長らによる事業概要の説明もあった。

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