薩摩川内市建協 国交省若手官僚と意見交換
2026年06月15日更新
西回り道の早期完成を/地方の生の声届ける
薩摩川内市建設業協会(竹内利彦会長)は11日、東京都の衆議院第一議員会館を訪れ、国土交通省の若手官僚と意見交換会を行った。地方が直面する課題を生の声で届けようと実現したもの。インフラ整備や入札契約制度の在り方などを柱に、南九州西回り自動車道の早期完成や猛暑対策、実態に合った積算基準などの対応を求めた。
今回の意見交換は、地元選出の野間健衆議を通じて実現。市建協から15人が出席し、国交省からは技術調査課や建設業課、国道・技術課などの若手職員らが対応した。
インフラ整備では、このほど地元の決起大会でも気勢を上げた南九州西回り自動車道「阿久根川内道路」の早期完成を強く要望。先行する芦北出水道路が2028年度に開通する見通しとなった状況も踏まえ、手厚い予算措置による事業加速化の必要性などを訴えた。
このほか、川内川流域の治水対策や小ロット工事の実態に見合った積算基準の在り方、猛暑対策を反映した夏季歩掛、工期延長の対応なども要望。地方創生や人口減少を踏まえた対応など、地方建設業の未来を見据えた多角的なテーマで話し合った。
意見交換は2時間近くにわたって実施。竹内会長(竹内建設)は「地方が抱える課題を生の声として伝えることができた。実情を理解してもらい、一歩ずつでも前に進めてほしい」と話した。
こうした声に対し、国交省側は「現場の貴重な意見を直接伺うことができ、非常に有意義だった。今後も官民一体となって地域の課題解決と建設産業の持続的な発展につながる施策を講じていきたい」と応じた。

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