25年熱中症死傷者数(本県)

2026年05月08日更新
25年熱中症死傷者数(本県)

建設業 業種別最多の11人/過去10年でワースト  鹿労働局

鹿児島労働局がまとめた2025年の県内熱中症発生件数で、建設業の死傷者数が業種別で最多の11人に上ったことが分かった。死者はなかったものの、過去10年(16~25年)でワースト。同局では4月を準備期間として実施する「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」(5~9月)を踏まえ、対策の徹底を呼び掛けている。

 職場の熱中症による25年の県内死傷者数は、過去10年で最多となる44人(死者なし)。産業別では、建設業が11人と最も多く、次いで製造業と運輸交通業が各7人、ほか商業4人、農林水産業2人-などとなった。

 過去10年の死傷者数の累計は215人で、うち死者は5人。業種別では、建設業が56人(うち死者2人)と突出し、これに製造業33人(同なし)、商業24人(同なし)-などが続いた=表参照=。

 建設業の推移をみると、過去10年で最も多いのは25年の11人。22、23年は3人まで減少していたが、24年に7人と再び悪化に転じている。

 月別の発生状況(過去10年)は、7月の89人が最多で、ほか8月77人、9月21人、6月19人-など。時間帯別では、午後2時台(34人)と同3時台(28人)が目立っている。

■対策強化へキャンペーン

 初期症状の放置に警鐘

 同局では、4月を準備期間、5~9月を本期間とする「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」を実施。熱中症のリスクがある全ての事業場に対策を促す。

 主な予防策として、WBGT値の把握とその値に応じた予防対策、休憩場所の整備、暑熱順化への対応、通気性の良い服装の着用、水分・塩分の補給など挙げ、日常的な健康管理や労働衛生教育の徹底を呼び掛ける。

 主な予防策として、①WBGT値の把握とその値に応じた予防対策の適切な実施②休憩場所の整備③暑熱順化への対応④通気性の良い服装の着用⑤水分・塩分の補給-などを柱に、対策を強化するよう促す。

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