川内港唐浜地区 国際物流ターミナル供用式

2026年04月27日更新
川内港唐浜地区 国際物流ターミナル供用式

整備効果に期待の声/31年度 水深12mで事業完了へ

川内港唐浜地区に整備を進めてきた国際物流ターミナルの供用を祝う式典が25日、薩摩川内市の現地で行われた。地元選出の国会議員や関係行政機関、施工業者などから約120人が出席。大型船による原木等の輸出増や関連産業の発展に期待の声が寄せられた。

 九州地方整備局鹿児島港湾・空港整備事務所と県が主催。自民党港湾議員連盟の会長を務める森山𥙿衆議や小里泰弘衆議をはじめ、国土交通省港湾局から安部賢局長、県内自治体からは塩田康一知事や田中良二薩摩川内市長らが出席した。

 事業は2021年度から着手し、国が耐震強化岸壁や航路・泊地、県が埠頭用地や荷役機械の整備を担当。今回は水深9mでの暫定供用と位置付け、31年度中に水深12mでの完全供用を目指す。県が整備するガントリークレーンは室蘭港から移設し、27年度に整備する計画だ。概算事業費は現時点で約244億円。

 式典では、事業者を代表して塩田知事と安部局長が式辞。施工業者にも感謝の意を示した上で「今回の供用によって大型船による原木輸出が可能となり、物流機能の拡大や企業の立地促進が期待される。(耐震強化岸壁の整備で)震災時の物資輸送や地域の安心・安全にもつながる」などと述べた。

 来賓では、森山衆議らが「この日を迎えられたのは地元や関係者の努力があってこそ。港湾の整備がいかに大切なものかを知ってもらうためにも、水深12mの完全供用に向けて全力で予算確保に努めていきたい」と祝辞を寄せた。

 会場では、鹿児島港湾・空港整備事務所の藤井寧所長による概要説明や地元の子供たちからのメッセージも披露。関係者がテープカットを行い、節目の喜びをかみしめた。

 周辺地域では、国内最大級と称されるAIデータセンターの建設も計画中=16面に関連記事=。川内港整備促進期成会の会長を務める田中市長は「地理的優位性を有する重要な港。その効果を最大限発揮できるよう、官民一体となってポートセールスに努めていきたい」と力を込めた。

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