県内初「360度映像空間」誕生
2026年02月05日更新
CPQとソニー/薩摩川内市に整備/施工はマルナガ・吉留JV
サーキュラーパーク九州(CPQ、春木優代表取締役、薩摩川内市)とソニーネットワークコミュニケーションズ(中川典宜代表取締役、東京都)が同市に整備した県内初の360度映像空間「WarpSquare(ワープスクエア)®」が完成し、関係者に初披露された。建築本体工はマルナガ工業・吉留建設JV(同市)が担当。〝没入感〟をキーワードに、最新技術と環境配慮を融合させた施設として注目を集めそうだ。
場所はサーキュラーパーク九州の敷地内(旧九州電力川内発電所跡地)。S造平屋建て57㎡の建物の中に、超短焦点の4Kプロジェクター6台を設け、四方のスクリーン(1面当たり幅4・76m×高さ3・3m)と床面に高画質の360度映像を映し出す。「まるでその場所にいるかのような〝没入感〟を体感できる」のが特長だ。
整備は、市が公募型プロポーザルを行った「サーキュラー都市ブランディングプロジェクト支援業務」の一環で実施。最新技術と環境配慮を融合させる観点から、プロジェクターや音響設備には一部リユース機材を活用した。
初公開となった5日の体験会には田中良二市長らも出席。これまで味わったことのない臨場感に「多くの市民や子供たちにも体感してもらい、その技術と資源循環について理解を深めてほしい」と話した。
施工は、建築本体がマルナガ工業・吉留建設JV、電気設備は木場電気(薩摩川内市)が担当。設計は小原建築事務所(いちき串木野市)が手掛けた。
同施設では、11~13日の「サーキュラーチャレンジウィーク」(会場・SSプラザせんだい)に合わせて体験イベントも行う予定。春木氏は「音と映像で感動を与えられる施設。地域の未来を拓くきっかけになれば」と期待を込めた。

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