高校生作文コンクール 優秀賞(原文のまま)
2025年12月11日更新私が思う建設産業の魅力/鹿児島工業高等学校2年 藤田 彪真(ひゅうま)さん
私が思う建設産業の魅力は地図に残る仕事であり、それが百年、二百年と人々の暮らしを支え続けるものになることに魅力を感じました。実際に、最近テレビで見たプロジェクトⅩではトルコのアジアとヨーロッパを結ぶ地下鉄道を建設するのを見ていたときに、当初不可能だと思われた作業を日本の建設産業の人々が、現地の人々と力を合わせて苦しんだり、年月を重ねて不可能だと思われたことを可能にしてみせ地下鉄道ができました。
この動画を見ていて感じたことは、地図に残る仕事であるが、地図に残るものを作るために様々な人々が動き、苦しみながらもみんなで協力し合いその積み重ねでやっと地図に残せられる仕事だと改めて建設産業の厳しさというものを感じられました。また地下鉄ができたことで交通手段が橋しかなく、渋滞ができていましたが、地下鉄ができたことで人々がスムーズに移動できるようになり、渋滞問題を解決していきました。
このように地下鉄を作りあげることによって、人々の生活をより豊かにしていき、それが何百年と支えていくものになっていくのも魅力の一つなんだと思いました。
建設産業は他にも色々な魅力がありますが、現在は多くの企業が人手不足に悩んでおり、従業員の高齢化など今の建設産業は沢山の課題があります。こういった課題を解決していくためにも、これから建設産業に携わっていく僕たちが建設産業の魅力を積極的に伝えないといけないと思いました。実際に行動に移すことは難しいですが、行動することによって少しでも建設産業の魅力を知ってもらい、興味をもたしていくことで今の課題を少しずつ解決していくと僕は思いました。
私はプロジェクトⅩで見た建設産業の人々みたいになりたいなと感じました。いつかは実際に海外に行き、そういった現場に携われるような人になりたいと改めて感じました。
そのためにも学校での勉強や部活動を頑張り、たくさんの人々から信頼される人になりたいと思いました。そうした努力をして自分の夢を実現したいと思いました。
また今回の魅力を見つけだしたプロジェクトⅩの動画を生かし、自分の身近にあるインフラなどに着目し、たくさんの魅力を発見したことをみんなに伝えたいと思いました。今のうちに自分ができることを頑張り、自分の将来のために一つ一つの経験を大事にしようと改めて考えました。

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