種子島で出前授業
2025年12月03日更新魅力や役割伝える/県管協組連、空衛協
県管工事業協同組合連合会(福山康洋会長)と県空調衛生工事業協会(同会長)は2日、西之表市の種子島高校で出前授業を開いた。電気科の1年生17人が参加。社会に欠かせない業界の役割や仕事の魅力などを伝えた。
座学では、生活の身近にある水道や空調の整備を通じて重要な役割を担っており、また災害時にはライフラインの復旧に尽力していることを紹介。鹿児島市管工事協同組合青年部会の田中秀一会長(太陽設備)も技術者としての心構えや必要なスキルなどをアドバイスした。
実技は、鹿市管協組の迫田正樹理事(マサミ)らの指導のもと、図面に従って給水配管の組立作業、水圧試験までを実施。生徒らは専用の工具を使って各種パイプの切断・接続などに取り組み、真剣な表情を見せていた。
福山会長(新生冷熱工業)は「災害時も含めて人々のライフラインを守るのが私たちの使命。今回の授業を機に、業界の仕事に少しでも興味を持ってもらえたら」と話した。

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