オプシアミスミリニューアル

２０周年へテナント増を／Ｍｉｓｕｍｉ

Ｍｉｓｕｍｉ（平田慶介社長）は、鹿児島市の複合商業施設「ＯＰＳＩＡ　Ｍｉｓｕｍｉ」を拡張する計画だ。隣接地５９４６㎡を活用し、建物や駐車場の改修を見込み、テナント数の増で、ユーザーの満足度向上を図る。完成は、オープン20周年となる２０２７年から28年を目指す。

　所在地は、宇宿２丁目３－５。２００７年11月にオープンした同施設。建設にあたっては、設計を東条設計が、施工はフジタ・ミスミ建設（当時）が担当した。建物規模はＳ造３階建延べ約４万９０００㎡。

　５月に隣接地を約７億６０００万円で取得し、敷地合計は３万３７６２㎡になった。現在の売り場の面積は２万１０００㎡で、書店や食料品スーパーなど39のテナントが入る。同社は、27年11月のオープン20周年に向けて大規模リニューアルを計画。具体案について検討を進めており、資材費高騰などの影響を踏まえながら、早期の着手を目指す。

　17年の10周年を記念したリニューアルでは、フードコートの改修や外壁塗装のほか、テナントの一部入れ替えがあり、アカチャンホンポがオープンした。

　現在、テナントの誘致も進めている状況で、ランドマークとしての存在感を高める。同施設の筈山智広支配人は「お客様の生活に密着し、毎日来たくなる施設を目指す。今後も商品やサービスを充実させていきたい」と語った。