南薩地域振興局が土木教室
2025年10月09日更新児童55人が参加
県南薩地域振興局は9日、南さつま市の発注現場に地元小学生を招き「みんなの土木教室」を開いた。益山小3、4年生55人が参加。橋梁の架け替えが進む壮大な光景を目に焼き付け、重機操作も体験するなどして建設業の魅力に触れた。
児童が訪れたのは万之瀬川・上ノ山橋の現場(施工者=こうかき建設)。事業過程や橋梁の材質・構造について学んだほか、操縦体験としてミニバックホウ、ダンプ(荷台操作)、ドローン飛行にも挑戦した。
興味津々な姿を見せる子供たちに同社工事部の荒河真一郎さんは「きょうをきっかけに少しでも建設業の仕事に興味を持ってくれたら嬉しい。参加した児童の中から技術者が誕生してくれたら」と期待した。