日置市でアクロスひおきが完成
2025年09月16日更新2棟1600㎡ 施工は三和建設/丸山喜之助商店
丸山喜之助商店(丸山明紀社長、日置市)が市内で整備していた「資源循環プラザアクロスひおき」が完成し、10月1日にも本格稼働を予定する。2棟で計1600㎡の新施設は、設計・監理をオレンジ建築設計事務所(鹿児島市)、建築は三和建設(同市)が担当。日置市と連携して脱炭素化を進めるだけでなく、環境に関する情報発信の拠点としての役割を果たす。
全国でも珍しい民設民営のリサイクルプラザ。建設地は、伊集院町大田2023-1で、リサイクルA棟はS造平屋建て1200㎡で、B棟が同400㎡。電気は大和電気(霧島市)が、給排水は中央工業が担当。内部にはウエノテックス(新潟県)のプラントを採用した。新施設では、資源ごみの破砕・選別などを行う。1日の処理量は36tを見込む。
16日、現地であった竣工式では、永山由高日置市長が「関係者に感謝。児童らが地球環境の未来を考えられる〝教育の場〟になることも願う」と語り、丸山社長は「脱炭素化を推進するとともに情報発信にも努めたい。安全第一を意識しながら、市民に喜ばれる施設を目指す」と笑顔で話した。