くれないの塔で慰霊式
2025年09月12日更新
歴史風化させない/建設青年部奄美支部が参列
奄美市の名瀬市街地にある、らんかん山の「くれないの塔」で6日、63年前に起きた自衛隊航空機による墜落事故の慰霊式が行われた。県建設業協会青年部会奄美支部(且優藏支部長)も参加。事故の歴史を風化させないよう、犠牲者に哀悼の意を表した。
慰霊は1962年9月3日、血液輸送のため県本土から奄美に向かった自衛隊機が同山に墜落し、住民1人を含む13人が犠牲となった事故に由来。奄美市が制定する「献血の日」(9月3日)に合わせ、奄美大島青年会議所(JC)主催の式典開催と、JCや自衛隊、市民有志による慰霊碑周辺の清掃活動が恒例となっている。
青年部会奄美支部はこの日、会員5社が出席して清掃に汗を流し、式典では全員で黙とうと献花を行った。
且支部長(グリーンテック)は「語り継ぐ歴史の記憶として重要な式典。団体として今後も参加していく」と話した。
参加企業は次の通り。
荒波産業 グリーンテック 保建設 畠山建設 村上建設