輝け若人
2025年09月11日更新鹿屋工業高校 土木科3年 橋元眞斗(まなと)さん/「未来の技術者に」
私は、中学3年生になっても進路が決まらず、将来像があいまいで、なりたい職業も夢もありませんでした。なので、鹿屋工業高校に入学するとは自身でも思ってもいませんでした。
きっかけは親戚の集まりでした。祖父が土木関係の仕事をしていたことを知り、業務内容に興味を持ちました。そこから「将来は、自分も社会を支える技術者になりたい」と思い、土木科を選択しました。
私の高校に入ってからの目標は、部活動と勉学の両立でした。部活動は、小学校から続けているバスケットボール部に入部して、毎日真面目に楽しく練習に取り組みました。勉学では、授業はもちろん資格取得にも力を入れて取り組みました。1年生の頃から朝補習をしてもらい、クラスで一体感を持ちながら資格試験に臨みました。その努力が実り、受けた試験は全て合格することができました。中でもうれしかったのは「土木施工管理技士補2級」と「測量士補」です。二つとも国家試験ということもあり、他の試験に比べると合格率が低かったのですが、過去に出た問題をたくさん解き、復習をしっかりしたため、合格することができました。
私は、祖父が勤めていた会社への就職を目指しています。社会人になるということは、とても大変だと思いますが、部活や学校生活で培った全てのことを活かして立派な土木技術者になれるように頑張っていきたいです。