姶良市、霧島市 記録的大雨で甚大な被害
2025年08月12日更新地元建設業者が懸命対応
線状降水帯が発生し、8日未明から記録的な大雨が降った姶良市と霧島市では道路や河川など甚大な被害が発生した。県の要請を受けた地元建設業者は、昼夜を問わず復旧・応急対応に当たった。
(4面に関連記事)
姶良市加治木町の網掛川では、護岸の一部が崩落、川沿いの信号機が倒壊するなどの被害があり、山藤建設(岩下吉則社長)や第一建設(向江博昭社長)が方塊ブロック、大型土のうを設置したほか、盛土工事などを行った。大英建設(岩澤美紀雄社長)は、市道の応急工事を進める。
霧島市の手籠川では、市道などで土砂崩れや決壊が発生。鶴丸建設(鶴丸一郎社長)や松下建設(松下正行社長)が仮堤防や仮設道路設置を行っているほか、今後、西光寺川は津田和建設(深町康宏社長)、嘉例川は曽山建設(石野田洋昭社長)が大型土のう設置等、福山港等の流木等除去・処分については村上建設(村上誠社長、奄美市)が速やかに対応する。また、国道223号霧島市隼人町安楽では、末広(末廣浩二社長)とヤマグチ(山口克典社長)が土砂除去などの道路啓開を行い、通行止めの解除に尽力した。
県姶良・伊佐地域振興局の茅島浩一郎建設部長は復旧・応急に当たった業者に感謝を述べた上で、「記録的大雨は、姶良市と霧島市に甚大な被害をもたらした。まずは人命と生活に支障をきたさないよう対策を講じていくことが最優先。被害状況の調査を進め、公共土木施設の被害個数や状況を把握していきたい」と話した。