奄美大島で行政視察
2025年07月25日更新
着工中の大型事業を巡回/県議会総合政策建設委
県議会の総合政策建設委員会(池畑知行委員長、委員11人)は24日、奄美大島入りし、県が奄美市名瀬市街地で整備を進めている、おがみ山バイパスや名瀬新港ターミナルビルの整備事業現場を視察した。
同委員会の奄美地区行政視察の一環。委員らは、23~25日の日程で奄美大島と喜界島の建設現場や観光施設などを巡回し、地元関係機関との意見交換を行ったもの。
この日空路で到着した委員らは着工中の、「国道58号おがみ山バイパス事業」(大成建設・植村組・村上建設・大和建設JV施工)、「名瀬港(本港地区)整備(起債)旅客上屋新築(建築、債務)」(植村組・村上建設・松元組JV同)を視察した。
各現場では、県大島支庁の佐多悦成建設部長が交通混雑の解消、物流拠点の機能向上など事業概要や進捗を説明。委員から、市街地内での施工に対する防音など周辺環境への対策、事業進捗について質問があった。
池畑委員長は産業や観光振興に関連した視察目的を挙げ、「事業に対する関心は高く、いずれも順調に進んでいることが確認できた」と総括。改めて離島振興に対し県議会の協力、支援していく立場を強調した。