出水電気工事協組 昇降柱訓練

2025年05月30日更新
出水電気工事協組 昇降柱訓練

基本動作を再確認

出水電気工事工業協同組合(岩﨑憲二理事長)は30日、出水市の九州電力送配電技術訓練場で電柱の昇降柱訓練を実施した。技術者ら約50人が参加。基本動作などを再確認し、安全意識を高めた。

 訓練では、九電送配サービス出水サービスセンターの稲留誠技術リーダーの指導のもと、入社3年目の小村凌翔さんが基本動作を実演。そのあと参加者が昇る前の点検などの注意点を確認しながら電柱を昇降した。

 訓練に参加した西村直樹さん(太田電機工業所)は「実際に昇柱する際はいろいろな障害物があるが、訓練で何もなくても昇柱は大変なもの。ランヤードの切り替えなどに注意しながら、作業の再確認ができて良かった」と感想を述べた。

 また、同日は安全教育(座学)も同市の中央公民館で行われ、九電同センターの担当者らが非常災害時の社外応援者教育や臨時・指定工事店安全教育について話した。。

 岩崎理事長(岩﨑電設)は「講習や訓練をしている組合として、組合の存在価値が高まる。基本的な安全作業を確認し、今後の作業に生かしてほしい」と話した。

 九州電力送配電の西信一出水配電事業所長は「日ごろの作業の中で、基本動作を確認してもらえれば」と呼び掛けた。

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