県、本港区エリアまちづくり
2025年04月21日更新
WP活用へ公募案作成/評価委設置し検討
県は、鹿児島港本港区エリアまちづくりでウォーターフロントパーク(WP)の賑わい創出に向け2025年度、評価委員会を設置し公募要領案を作成する。また、北ふ頭旅客ターミナルの利活用方針では、国際クルーズ船の受入機能を強化するため、空調設備やスカイデッキ、エレベーターなどの改修へ設計等を予定している。
民間活力導入に向けたサウンディング調査の対象地域は、ドルフィンポート跡地と住吉町15番街区を除き24年度に実施した。
結果は県内外18者が参加。その中で、WPエリアは10者が参画意欲を示し、民間資金での整備が可能との意見を踏まえ、港湾環境整備計画制度(みなと緑地PPP)の活用を視野に入れ、年度末の公募開始を目指す。
また、北ふ頭旅客ターミナル改修の財源には、国の国際クルーズ旅客受入機能高度化事業等の活用を想定しているほか、北ふ頭4号上屋の活用は港湾関係者等とも調整しながら事業手法を検討する。