風は南から (32)
2026年04月10日号(13面に掲載)
社員が安心して働ける『休職制度』とは/Next Links社会保険労務士法人 代表社員 山下 千博
人手不足が続く現場では、一人ひとりの負担が重くなりがちです 。無理を重ねた結果、メンタル不調などで長期欠勤する社員も少なくありません。実は「いつまで、どう支えるか」を曖昧にしていると、実は残って頑張る社員も疲れ切ってしまうことがあります。
お互いが迷わず、次のステップへ進むために必要な“5つのポイント”を確認してみましょう。
1.お休みを命じる基準
「欠勤1ヶ月」など、会社として「しっかり休もう」と伝える条件はありますか?
2.休職が終わる時のルール
期間が切れた時に「退職」となるのか、「復職」か。出口のルールは重要です。
3.公平な意見
本人の主治医だけでなく、会社が選んだ医師の意見を聞ける決まりはありますか?
4.もしもの時の連絡先
本人と連絡が取れなくなった時に、家族や保証人に連絡できるようになっていますか?
5.お休み中の社会保険料
給料がなくても、社会保険料は発生します。誰がどう払うか決めておきましょう。
ルールが曖昧だと、トラブルになる可能性が上がりますよね。公平なルールを整えることは、社員が安心して療養でき、会社も迷わず判断するための「制度」になります。
「うちは大丈夫かな?」と気になったら、一度、社会保険労務士などの専門家に相談されてみてください。
次回は「自分の機嫌を自分でとる?」話題のセルフケアをご紹介します。お楽しみに!

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