かごしま~支局長のつぶやき~東西南北~
2026年04月03日号(2面に掲載)
女子生徒の姿も/地元就職の切り札に
「今度もいない」。
建設業を取り巻く最大の課題とも言える担い手の確保。新卒の入社を控えるこの時期だが、取材に出向くたび企業トップらの嘆きを耳にする。その対策として期待される地元高校生などに向けた企業ガイダンスもいまや県内各地で開催。さまざまな産業が集う状況にあり、建設業各社もPRに必死だ。
管内では先月、指宿市が指宿商業高校、山川高校、頴娃高校、指宿特別支援学校の生徒を対象に実施。関係企業を見ると8社が参加していた。近年、建設ディレクターの躍進も著しい中、ブースに女子生徒の姿も。使命や地域で果たす役割に加えて「男社会とされていたイメージ」「結婚、子育ても踏まえた多様な働き方」といった業界の変化にも興味を持ち、入社を志してくれたらうれしい。
ガイダンスは企業にとって若年者と接点を持つことができる貴重な機会。地元建設業への就職を導く「切り札」として一層役目を果たしてほしい。参加した生徒たちが技術者や職人として活躍する未来を願うばかりである。
(鈴 元気・南薩支局長)

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