かごしま～支局長のつぶやき～東西南北

不法投棄を許すな／撲滅目指す姿を

年末の慌ただしさを見せる管内の各現場。そんな風景を目にする関係団体のパトロールに加えてボランティア活動や子ども向けイベントの実施なども多く、活気あふれる業界動向にペンを走らせ続ける日々だ。

　その合間を縫って支局事務所の大掃除を敢行。処分品については何でも「ごみ」として捨てるだけでなく、分別すれば再利用可能な「資源」になると知ってから仕分けを徹底している。

　産業廃棄物の適正な処理、再生利用の促進などを使命とする県産業資源循環協会の管内２支部は、今年も不法投棄防止に関するパトロールを遂行。南薩支部（桑畑昭三支部長）は、県南薩解体業協会（同会長）と共に現地確認と回収作業を実施したほか、日置支部（留盛浩一郎支部長）も山中に投棄された家電等の現状を調査した。

　不法投棄の手口が巧妙化する中でも「地域の景観形成を守りたい」「豊かに過ごせる環境を未来につなぎたい」と違法行為の撲滅へ揺るぎない姿勢を見せ続ける両支部。これからも取材を通して、まい進する姿を発信していきたい。
（鈴　元気・南薩支局長）