１０月の西日本保証実績

２０．２％増の３２５億円

西日本建設業保証鹿児島支店は、公共工事からみた10月の県内公共工事動向をまとめた。件数が前年同月比10．５％増の６６５件になり、請負金額も同20．２％プラスの３２５億１３００万円だった。

　発注者別の請負金額（前年同月比）でみると、国91億４１００万円（２．２％）、独立行政法人等９億７０００万円（４６６．９％）、市町村１３７億６７００万円（52．８％）、その他公共的団体９億円（２３２．８％）で増加し、県77億３３００万円（▲10．７％）のみが減少となった。

　地区別の請負金額（前年同期比）は、鹿児島（▲55．５％）や大根占（▲74．６％）など全15地区中、６地区で前年実績を上回った。

【発注者別】
　請負金額（累計）でみると、プラス域は市町村のみで２３３億５１００万円増の９２６億２０００万円。マイナス域は、独立行政法人等が58億２９００万円減の55億７１００万円、その他公共的団体が15億６３００万円減の47億５２００万円、国は２億円減の７１９億７３００万円、県が１億８８００万円減の５２９億１９００万円だった。

　直近の推移（件数）は、２０２１年度は１６８３億２９００万円（４３６８件）、22年度は１７９９億４００万円（４２３７件）、23年度２２９４億４７００万円（４１７８件）、24年度２１２２億６７００万円（３９２８件）となった。

【工種別】
　請負金額の累計（前年対比）は、土木が１４３５億１３００万円（１．７％）、建築３６４億６０００万円（１．４％）、電気１０４億１８００万円（８．１％）、管76億８８００万円（22．５％）、測量・調査・設計１２３億６００万円（40．６％）、その他１７４億４９００万円（66．３％）だった。