AI活用の最前線
2026年05月23日号(6面に掲載)
建設技術研修会/県建設技術センター
県建設技術センター(木佐貫浄治理事長)は21日、鹿児島市の久永で建設技術研修会を実施した。県や市町村の土木関係者ら約430人(Web含む)が参加し、AIを用いた橋梁検査などの最新技術に理解を深めた。
特別講演では、全邦釘教授(チョン・パンジョ、東京大学大学院)が、2010年代以降に始まったAIの進化から、現在実証試験中の3次元モデルとAIを組み合わせたインフラ整備・点検事例の紹介をした。全教授は、急速な技術発展の中で、今後さらに現場のニーズに合わせた技術の開発が重要になっていくと指摘した。
次に、事業報告を行った安井賢太郎准教授(鹿児島工業高等専門学校)は、コンクリート構造物のひび割れ検出手法の開発と題し登壇。物体検出アルゴリズムを用いて現場写真から検査を行う手法や点検報告書の自動作成など、社会実装に向けた研究状況と将来の見通しを報告した。
木佐貫理事長は「人材育成を目的に毎年実施している。今回の研修も参加者にとって有意義なものになることを願う」と話した。

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