薩摩川内市「飯母橋」が開通

2026年03月31日号(4面に掲載)
薩摩川内市「飯母橋」が開通

未来つなぐ架け橋に

薩摩川内市が架け替え工事を進めてきた樋脇川の飯母橋(いいぼばし)がこのほど完成し、29日に現地で開通式典が行われた。来賓や施工業者、地域住民ら約150人の関係者が参加。「未来への希望をつなぐ架け橋に」との思いを込め、喜びを分かち合った。

 新たな橋は、L54.4m×W6.5mのPC2径間連結ポステンT桁橋。建設後75年が経った旧橋の老朽化を受けて2023年度から撤去に着手し、下部工、護岸工、上部工、取付道路などの整備を進めてきた。

 式典は、地元の平佐東地区コミュニティ協議会(落合正浩会長)が主催。神事に続いて、落合会長が「長年の悲願を形にしてくれた市や施工業者に改めて感謝したい。末永く親しまれ、地域の未来と希望をつなぐ架け橋になることを願う」と挨拶し、田中良二市長も言葉を寄せた。

 会場では、飯母郷土民芸保存会による俵踊りで盛り上げたあと、関係者によるテープカットを実施。渡り初めや記念碑の除幕式も行われ、歓声と笑顔があふれた。

 施工業者等は次の通り。

 測量予備設計=建設技術コンサルタント▽地質調査=日本地下技術▽詳細設計=大福コンサルタント▽旧橋撤去=外薗建設工業▽下部工=南日本運輸建設 福上産業 橋口組▽護岸工=田島組 西日本興業▽上部工=コーアツ工業▽取付道路=木場建設 南日本運輸建設▽仮設盛土撤去=西日本興業▽舗装=有川組

■親子3代で夢つなぐ

 飯母橋は、大正時代の地元記録に残る板橋が初代とされ、1951年に整備された旧橋が2代目、今回の新たな橋が3代目となった。
 同市道路河川課の職員として事業を担当した落合隆太さん=写真右=は、地元コミュ協会長の落合正浩さん=同左=の息子という縁。架け替えが実現したのも、当時市議を務めていた祖父・眞六さん(故人)の要望がきっかけだったという。

 まさに〝親子3代〟でつないできた夢。正浩さんは、スマホに残る眞六さんの写真を手に「家族にとっても生涯の思い出。本当に感慨深い」と喜びをかみしめた。

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