かごしま~支局長のつぶやき~東西南北~
2026年02月13日号(2面に掲載)
無災害運動月間説明会/現場潜む危険に〝気付き〟を共有
現場の労災防止対策や安全意識の向上、リスクアセスメントの普及等を図ることを目的に、2026年度建設業無災害運動月間説明会が県内の各分会単位で始まった。
姶良・伊佐管内では、建災防県支部大口分会や同加治木分会で行われており、会員各社の経営者や労働安全責任者が参加。メモを取るなど真剣な表情で講師の話に耳を傾けている姿が印象的だった。25年12月末現在の県内建設業における死亡者数は3人(前年対比-3人)、死傷者数286人(同対比-16人)となっており減少傾向で推移している。
労災発生状況を見てみると、依然として三大災害(墜落・転落、重機災害等)による事故が後を絶たない。はしごや脚立の安全利用やフルハーネス型安全帯の装着、建設機械・クレーン等災害の防止対策としては、機械の配置や運行経路(幅員・標識)、作業範囲(誘導員・バリケード)を表示した作業計画書の策定が求められる。
「安全なくして業界、企業の繁栄なし」。当たり前のことを着実に実行し、現場に潜む危険に対して〝気付き〟を共有して周知徹底することが事故の未然防止につながる。業務がふくそうする年度末は、大きな事故につながる危険性が高まる時期。気を引き締めて安全対策に万全の注意を払ってほしい。
(池畑典明・姶良支局長)

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