初受注現場で研修
2026年01月28日号(4面に掲載)
大口径管渠更生法に関心/クリアフロー工法協会
クリアフロー工法協会九州支部は26日、鹿児島地区会員が施工する鹿児島市の現場で研修会を実施。施工管理に従事する技術者をはじめ、発注者の水道局職員ら約30人が参加して、県内で初施工となる同工法の施工手順や現場に潜む危険個所の排除などについて共有を図った。
同工法は大口径管渠(短形断面□1000~□5000mm、円形断面φ2000~φ5000mm)の更生工法で、高密度ポリエチレン製のライニング材背面に、補強鋼材を連結材により一体化したライニング材とセメント系充填材により複合管を築造するもの。今回、市水道局が発注した「木材港1号水路改築工事」において同工法が県内で初めて採用されて有迫組が受注したことから、会員向けの現場研修として実施した。
現場ではライニング材(短形断面□2500~□1500mm)に補強鋼材を装着する様子や扁平させてマンホールから館内に搬入する様子など実演し、同工法事務局の大鳥修一南九州担当部長(大阪防水建設社)が施工手順や工法の特長などを解説。また、管渠内に入って実際に連続した管体を形成する様子を見学するなど、参加者は大口径管渠における工法の素晴らしさを実感した。
鹿児島地区の上村清俊会長(清輝建設)は「管渠の老朽化は全国的な問題で、下水道インフラの維持・更新が課題となっており、非開削で施工可能な更生工法への注目が高まっている」と話し、「このような研修会を通して会員全体の技術水準を維持・向上していくことで今後の受注施工に生かしていきたい」と意欲を示した。

会員ページ

