鹿大生に技術士制度を説明

2025年11月20日号(5面に掲載)
鹿大生に技術士制度を説明

学生のうちに勉強を/技術士会県支部

日本技術士会九州本部県支部(井内祥人支部長)は18日、鹿児島市の鹿児島大学で技術士制度の説明会を行った。工学部生約40人が参加。試験の概要や資格取得によるメリットなどを解説し、在学中の挑戦を呼び掛けた。

 同大学工学部で非常勤講師を務める井内支部長(中央テクノ)をはじめ、高畦博副支部長(大福コンサルタント)と用皆大輔氏(建設技術コンサルタンツ)、大川至氏(成尾建設、佐賀市)ら3人の技術士が講話。各部門における試験問題の傾向や合格のコツなどを伝授した。

 「技術士とJABEE制度」について説明した大川氏は「社会人になると自分の時間がなかなか取れないため、学生のうちに資格取得に向けて勉強してほしい」と述べた上で「知識が身に付くだけでなく、相手に伝える力も鍛えられる」と話した。

 会では、取得すると就職時や将来的に有利になる他の資格も紹介。用皆氏は「今後は新しく作る資格だけでなく、メンテナンス系の資格を持っていると強みになる」と学生たちにアドバイスした。井内支部長は「学生のうちに学ぶべきことをしっかり勉強し、試験にチャレンジしてほしい」と語った。

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