「特自検」強調月間
2025年11月06日号(4面に掲載)
巡回指導がスタート/建荷協県支部
車両系建設機械や高所作業車・運搬機械の特定自主検査(特自検)強調月間(11月1日~30日)の5日、建設荷役車両安全技術協会(建荷協)県支部(諏訪健筰支部長)の巡回指導がスタートした。
同月間は、建荷協本部(東京都)と各都道府県支部が主唱し全国で展開。県内では、本部研修を受けた同業有資格指導員が8班に分かれ、抽出された計26事業所を11日までの間、行政職員らと訪問し労働安全衛生法に基づき指導する。
このうち22事業所では、各社任意の有資格責任者による年1回の事業内検査を実施、各労働基準監督署の担当者の同行で業務点検表等を確認しアドバイスを行う予定だ。残り4事業所は、検査業者への依頼で同様に点検されており、指導員2人が書類検査などを担当する。
同日、鹿児島市西別府町の久保忠建設では整地・締固め機等の検査状況を点検。対応した同社の舩木迫浩二工事主任は「年々多少の変更点があり勉強になる」と話した。

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