県土木部優良工事等表彰
2025年10月21日号(4面に掲載)
南薩地域振興局/さらなる活躍へ
県土木部優良工事等表彰式(南薩地域振興局建設部長表彰)が20日、南さつま市の同局であった。2025年度、優良工事3社、優秀技術者3人、若手有望技術者2人に加えて新たに創設した奨励賞5社も選出。今後のさらなる活躍を期待した。
(受賞者は9月2日号1面に既報)
式では、森元幸友部長が各者に表彰状を授与。「模範となる品質、施工の管理などに尽力し、敬意を表したい。今後も業界のけん引者として管内の振興に貢献してほしい」と言葉を寄せた。
受賞者代表の挨拶に立ったのは福尚の福永昭一社長。「事業遂行を通して、県民の生命と暮らしを守ることが使命。魅力ある観光地づくりなどでも力になれるよう、よりよい施工に努めていきたい」と決意を見せた。
■台風災害対応
建協加世田支部に感謝状
同日、8月に管内を襲った台風12号の災害対応に当たった県建設業協会加世田支部(桑畑昭三支部長)に対する感謝状の贈呈式も開催。有事の第一線で奮闘したその功績をたたえた。
南さつま市や南九州市を中心に甚大な被害を受けた中、加世田支部は迅速な被害調査や道路啓開を遂行。「日常の安全が速やかに確保された」などと森元部長から感謝状を受けた桑畑支部長(桑畑建設)は「今後も地域の守り手、エッセンシャルワーカーとして県民、市民の生命を守っていきたい」と力を込めた。