30周年の山之内工建

2025年10月09日号(5面に掲載)
30周年の山之内工建

「これから先が楽しみ」

型枠や鉄筋工事等を展開する山之内工建は、この夏、山之内守社長が会長に退き、前田良作専務が新たな社長に就任した。山之内氏は、後継の社長就任披露となった30周年祝賀会で「(会社は)発展途上中。これから先が本当に楽しみ」と、取引先等に挨拶した。

 今年75歳の山之内会長は43歳で独立。当時、バブル経済の崩壊直後で「仕事も少なく、単価は現在の半分程度。社員の給料と材料代を支払うのがやっとの期間もかなりあった」と回想。また、「技能実習生受け入れ開始の10年前が転換期だった」と振り返る。

 前田氏を工務統括部長として迎え入れた2016年、鉄筋事業部を開設。外国人技能実習生監理団体登録の協同組合いずみ(宮本ひとみ代表)の仲介で入社の実習生4人が職長を務めるなど、外国人材受入優良企業として24年、知事賞も受賞した。

 同社は今年8月18日、節目を記念する祝賀会を開き、鹿児島市の奄美の里の会場に日新マテリアルの池田盛一会長や宮本代表ら約60人が出席し新たな門出を祝った。1994年9月1日から2024年で30周年。今年32回目の創業記念日を迎えていた。

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