藤本副知事へ県産材利用要望

2025年10月09日号(2面に掲載)
藤本副知事へ県産材利用要望

新体育館に積極活用を/県木利用推進協議会ら

県木材利用推進運動協議会(梶川幸夫会長)と県林材協会連合会(同会長)は8日、鹿児島市の県庁に藤本徳昭副知事を訪ね、県産材の利用推進を要望した。公共建築物等の木造化・内装木質化など5項目を要望。設計に着手するスポーツ・コンベンションセンター(新体育館)への積極的活用を訴えた。

 木材利用促進の日(10月8日)等にちなんだ要望活動。県庁には梶川会長をはじめ、県林材協会連合会の役員ら7人が参加した。

 要望内容は、①県産スギ材を使用したCLTや2×4工法部材等の利用促進②非住宅・中高層建築物への利用が期待される機械等級区分のJAS構造材の生産拡大支援③県民へのPRや木造住宅の建設促進、木材産業の競争力強化、森林資源の循環利用に向けた再造林対策の強化-など。

 梶川会長は「新設住宅着工戸数は資材価格や人件費の上昇、人出不足等から減少が続いている。木材の新たな需要先への支援を積極的にお願いしたい」と要望。藤本副知事は「木材価格は安定している。県民へ木の良さなどを一緒にPRしていきたい」と話した。

 なお、同日は西正智環境林務部長、地頭所恵教育長、日高滋県議会議長にも同様の活動を行った。

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