県内初 スマート農業整備
2025年10月02日号(4面に掲載)
上加世田建設で着工
県内初のスマート農業基盤整備に関する起工式が9月30日、そのモデル地区となる南さつま市金峰町の現地であった。施工者は上加世田建設。自動走行農機の利用に対応する1.6ha規模の区画整理等を行う計画だ。
施工場所は金峰町池辺など。工事1期目の位置付けとみられる今回の整備では区画整理に加えて約120mの排水路工も行う。事業について、実施主体は県。期間は2025~27年度の3カ年となっている。
式には、本坊輝雄市長や施工者を代表して同社の上加世田哲平副社長が出席。終了後、取材に応じた上加世田副社長は「記念すべき事業の第一陣として携われることをうれしく思う。地域農業の発展に向けて発注者、関係機関と連携を図りながら進めていきたい」と決意を見せた。