熱中症対策セミナー

効果的な対策学ぶ／枕崎建設業組合

枕崎建設業組合（森秀俊組合長）は11日、枕崎市の南薩地場産業センターで「熱中症対策セミナー」を開いた＝写真＝。枕崎市と大塚製薬との市民の健康維持・増進等に関する包括連携協定に伴い、同市職員と組合員ら35人が参加。６月から義務化された職場での熱中症対策を習得した。

　講師は大塚製薬の吉田翔行氏。「健康に過ごすための熱中症対策　水分補給について」と題して解説した。

　事業者に求められる安全配慮義務を踏まえ、吉田氏は「熱中症の件数は鹿児島も多い。また、11時と15時が熱中症になりやすいことなどを踏まえ、事前に水分補給と対応策などが大事」と強調。「熱中症になる４段階の仕組み、発生原因や症状も理解した上で、効果的な対策を」とアドバイスした。