大高生が補修ボラ
2025年08月01日号(7面に掲載)
畠山建設が無償協力
奄美市の県立大島高校で7月21日、生徒たちが母校の路面補修作業を体験した=写真=。施工指導を行ったのは、同校OBで畠山建設(同市)の畠利文社長。ボランティア活動の一環として、同校バドミントン部の部員9人が作業に汗を流した。
校内では、インターロッキングブロックで舗装された通路の一部がへこんでおり、雨天時には水たまりができる状態だった。この状況を知った同社が無償で補修協力を申し出たという。
作業は午前中を通して行われ、指示に沿って補修箇所(約10㎡)のブロックを一度取り外し、地盤に砂を入れ直し固めた上で、ブロックを再び組み合わせて舗装を整えた。
畠社長は、これまでも同部の遠征費などを支援してきた。「通学する学校の補修体験を通じて、生徒たちの愛校心を育むきっかけになれば」と話した。