県産資循環協青年部協が出前講座
2025年08月01日号(6面に掲載)
環境保全は分別から
県産業資源循環協会青年部協議会(岩野公志協議会長)は、鹿児島市のかごしま環境未来館で7月30日に行われた夏休みの親子向け出前講座に協力。参加した小学生や保護者ら約40人は、ごみを分別する意義について理解を深めた。
同協議会員らが講師を務め、廃棄物が地球環境へ与える影響や守るための分別方法をクイズなど交えながら説明。3R(リデュース・リユース・リサイクル)やエコキャップがポリオワクチン、プルタブが車いすに生まれ変わる取り組み等も紹介した。
子供たちは、三純建設(三谷貴夫社長)の協力のもと準備した4tフックロール車の荷台に搭乗。続けて、ごみに見立て丸めた新聞紙入りの袋を用いてパッカー車へのごみ投入作業を体験した。
岩野協議会長(指宿リサイクルセンター)は「身近なごみの分別を意識するだけでも環境保全につながることを知ってほしい」と話し、講座に関しては「九州各県でも実施している。業界を知ってもらうきっかけになれば」と力を込めた。