生きもの学習会
2025年07月30日号(5面に掲載)
荒川内地区の環境学ぶ/県北薩振興局
県北薩地域振興局農林水産部はこのほど、薩摩川内市立東郷学園義務教育学校と協力して、同市東郷町の荒川内地区で「生きもの学習会」を実施した。県が実施する農地中間管理機構関連農地整備事業荒川内地区のほ場整備工事に伴う環境配慮の一環。
学習会には、同学園の3年生39人が参加。ヌマガエル、ドジョウ、ヤゴなどを捕まえ、県土地改良事業団体連合会の職員の解説に耳を傾けた。
参加した児童からは「もっと田んぼにいたいぐらい楽しかった」「最初は泥に入るのに戸惑ったけど、田んぼに生きものがたくさんいることを知れた」との声があった。
同地区の農地整備事業は2023年に国庫補助事業として採択。総事業費約11億円をかけて、同地区の水田23.5haの田んぼ周辺に道路や水路を敷設する。