職長等教育(栗野)
2025年07月02日号(4面に掲載)
役割と責任理解
建設業労働災害防止協会県支部(藤田護支部長)の職長・安全衛生責任者教育が6月26、27日、霧島市の丸岡公園荘であった=写真=。栗野分会(山口克典分会長)の会員31人が参加。安全衛生管理を行う上で必要とされる役割と責任について理解を深めた。
建災防県支部の有村高志氏が講師を務め、作業員に対する指導・教育の方法やリスクアセスメントの進め方、安全施工サイクルの仕組み、作業環境管理などを説明。作業手順書の作成ではグループ討議も行われ、参加者らは、確実な安全衛生管理が実践できるように熱心に取り組んだ。
有村氏は「施工技術が高度化され、機械化が進むことで作業形態は複雑化している」とした上で、「リスクアセスメントや安全施工サイクルを実施し、現場で確実に生かすことが重要。作業前ミーティングやKY活動などを着実に行い、健康で安心して働ける職場づくりに努めてもらいたい」と話した。