県解体工事業協会総会
2025年06月12日号(4面に掲載)
法令順守で信頼へ
県解体工事業協会(新留司会長)の第8回通常総会が11日、鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテルであった。会員の法令順守が、業界全体の適正な業務推進につながると信じて各社が取り組むことを誓い合った。
議事では、2025年度事業計画案など全4議案を審議し、原案通り可決承認した。新たな事業計画には、①解体やアスベスト除去に関する技術者の育成②安全パトロールによる現場への助言・指導③関係法令の周知と啓発-などを盛り込んだ。
空き家の増加は進み、石綿除去に関する専門性が求められるなど業界への期待は高まる。新留会長(新留土木)は「法令改正により規制は強化。受注者・発注者ともにコンプライアンスの徹底が重要性を増す。会員各社の高い施工力で社会の信頼を得られれば」と語った。
このほか、会場では各種表彰も行った。
受賞者は次の通り。
叙勲・褒章=古田義富(旭日単光章、浜畑組)塚田洋一(黄綬褒章、川原建設)▽外国人材とつくる建設未来賞国土交通大臣表彰=森建設(事業展開賞、鹿屋市)▽建設統計調査国土交通大臣表彰=久保工務店▽全解工連会長表彰=川口修一(太陽建設)▽永年勤続表彰=加世堂龍一(浜畑組)中薗靖英(坂本建設)江並純也(永田重機土木)上山二生(新留土木)▽安全標語入賞・優秀賞=吉﨑道雄(鹿大丸)▽同・佳作=新福実(吉永土木)坂元しおり(大神興業)