ラガーマンが集う会
2025年05月22日号(4面に掲載)
ジュニアにボール寄贈
ラガーマンが集う会が16日、薩摩川内市のホテルグリーンヒルであった。県内在住のラグビー経験者や愛好家ら約40人が参加し、ラグビーを熱く語り合った。
同会は、ラグビーを一日語れる日を作りたいと望む多くの声を受けて、県ラグビーフットボール協会長である渡辺丈氏(渡辺組社長)と植村力氏(南九州開発社長)が発起人となり、昨年11月に会が発足。今回で2回目。
同日は、社会人や大学などで活躍した県内在住のラガーが、それぞれ思い思いのラガーシャツを着て参加。世代や経験を超えて、ラグビーの醍醐味や楽しさなど会話が弾み、会場は大きな盛り上がりを見せていた。建設業関係者も多く集まった。
この日は、同市のグリーンヒルカントリークラブでチャリティーゴルフを実施。集まった浄財で、市内の小中学生にボールの贈呈を決めた。川内少年ラグビースクール中学部代表の中内功一氏(川北電工)に目録が手渡された。
渡辺氏は、会について「絆が深い仲間と一緒に会を盛り上げていきたい」と話したあと、「高校生のラガーマンが減少している。少子化は深刻」と現況を語った上で、「良さを広く知ってほしい」と呼び掛けた。