シールドマシンの現場見学
8月中旬から本格掘削
鹿児島東西・南北幹線道路建設促進期成会(会長・下鶴隆央鹿児島市長)は22日、鹿児島東西道路の中洲地区で進むシールドマシンの建設現場を見学した。2023年11月から掘削を開始し、立坑から約53m掘り進んでいることを確認。8月中旬からの本格掘削に向け台車を設置中で、25年5月の貫通を目指す。
鹿児島東西道路は九州地方整備局鹿児島国道事務所が担当。下り線トンネルは、九州の道路トンネルでは初となるシールド工法を採用。マシンの直径は11.34m、重さは約1400t。延長は2319m、幅員は8.5m。
今後の工程は、25年5月の貫通を予定しており、26年6月までに掘削マシンを解体しその後、トンネル内に非常駐車帯2カ所、非常口5カ所を設置する2期工事は随意契約で行う方針だ。