Profile
慶応大学法科大学院修了、平成23年12月鹿児島県弁護士会登録、平成24年12月山口・本間法律事務所開設、平成28年7月みずほ法律事務所開設。神奈川県茅ヶ崎市出身。妻、一男一女の4人家族。38歳。スタッフは弁護士3人、事務2人の5人体制。
地元・茅ヶ崎市の市長になるのが夢だったが、大学卒業後1年間の司法修習を経て鹿児島地裁に配属になった。神奈川に戻る予定だったが鹿児島の土地柄、人情にすっかり惚れ込み、鹿児島に事務所を開設した。
常にみずみずしい気持ちで相談者に心豊かな社会生活を送っていただくお手伝いができればと、会社名を「みずほ法律事務所」と命名した。弁護士としてみずみずしい稲穂が輝く美しい国、実り豊かな社会づくりのお手伝いをしたい—という創業の思いが込められている。
事務所の規模については「鹿児島では中堅」と、位置付ける。最大の売りは、迅速・丁寧な対応。「相談者は勿論、周囲の人を気持ちよくハッピーにしたい」と、若さと自慢のフットワークのよさをアピールする。
仕事のモットーは、「スピードを持って正しく解決、誠実に」が基本。「人の心に寄り添い、助言、提案を行い、諸問題を解決に導く法律のプロ」。そこに充実感、達成感を感じられる仕事。いまふうに言えばソリューション型のビジネス。
交通事故、遺産相続、離婚などの男女問題、労働問題と、相談内容は多岐にわたり、年々多様化の傾向にある。
弁護士には社会的教養、深い洞察力、多角的な素養(法律の知識)が求められる。それぞれの案件によって濃淡はあるが、「どこに相談者の思いがあるかを汲み取り、目の前の悩みを解決する糸口を探し出す。そのポイントは、法律のプロとしてこれまで培ってきた要素も重要だが、最終的にはやはり豊かな人生経験がモノをいう」「これらの経験、体験を総合的に俯瞰的に駆使して最終の解決を導き出す事が大切」「なんと言っても、弁護士の仕事にもっとも大切なことは、やり甲斐。相談者からあなたに依頼して本当によかった」と喜んでもらえることが一番」と、語る姿には、社会正義を貫くプロフェッショナルとしての自信が溢れる。
鹿児島の地に法律事務所を開設して9年目。1年目は業務フローがわからず苦労したそうだ。弁護士で組織する野球チームにも入り、友人、知り合いができ飲み会の機会も増えた。「甘い醤油で食べる鳥刺しにお湯割りの焼酎。鹿児島の焼酎文化にもすっかり惚れ込んだ。焼酎は100種類は飲んでやろうと宣言するほどお気に入りだ。毎日が勉強の日々だが、いろいろな人と出会い、本音でしゃべる楽しい語らいの場が増えている。今は仕事を通しての経営の勉強が楽しい。人脈づくりにも大いに役立っている。
事務所のスタッフの増員や、法務部門の強化など課題も多いが相談者は確実に安定して増えている。企業としての信頼感もアップしている。「現状に甘えることなく、中堅の事務所として充実したサポート体制拡充など着実に一歩一歩進めたい。鹿児島の地にしっかり足をつけてスピードと適切な解決力を売り物に、実るほど首を垂れる稲穂かな—の名言通り、名前に負けないようチーム力を高めて美しい国づくりに貢献できる企業として頑張りたい」と、目を輝かせる。
更新日:2021年5月