川内港唐浜地区ターミナル
暫定供用時 ガントリークレーンを
川内港を利用する民間事業者らは16日、鹿児島市の県庁を訪れ、2026年度の川内港唐浜地区国際物流ターミナル暫定供用に合わせ、船舶の大型化に対応するガントリークレーンの設置などを求めた。川内商工会議所と薩摩川内市貿易振興協会の橋口知章会長(橋口組)が塩田康一知事に要望書を手渡した。
要望を行ったのは、川内港利用荷主や船社、荷役業者、経済団体で今回、薩摩川内市貿易振興協会や日本通運、中越パルプ工業、中越物産の代表のほか、県議らも参加した。
同港を利用する船社は現在、300TEU型(5000t級)を就航させているが、25年度末で建造から30年が経過することから解体。その後は、1000TEU型(1万t級)に大型化する。
このため、唐浜埠頭の岸壁やガントリークレーンが未整備の場合、川内港でのサービス継続が難しいことから要望活動を展開。