環境省 循環型社会形成推進交付金
44団体に29億配分
環境省の2024年度循環型社会形成推進交付金等の内示額が明らかになった。本県関係では、39自治体と5組合の44団体に計29億5309万6000円を配分。このうち、鹿児島市の管理型最終処分場、姶良市はごみ焼却施設整備、南九州市と南薩地区衛生管理組合は既存施設解体の4団体を対象に計画支援を行う。また、各自治体が実施する浄化槽設置も支援していく。
計画支援の取り組みをみると、鹿児島市の横井埋立処分場(2工区3期)は、地域との調整があり行政の関与が強く求められるほか、28年度に運用開始しなければならない。仮に、PPP/PFIを導入すると29年度にずれ込むことから、埋立処分業務を実施できないおそれがある。そのため従来方式とする。規模は156万4000m3。
姶良市は、09年3月に加治木町西別府に竣工した、あいら清掃センター改修に向け、地域計画と長寿命化計画策定を東和テクノロジーに24年3月末の期限で委託。