鹿児島高等技術専門校入校式
仲間と共に未来へ
鹿児島市の鹿児島高等技術専門校(黒丸米行校長)で4日、2024年度期の入校式が行われた。この春から3学科17人の若き職人が仕事と学びの両立を目指していく。会場に入る未来の担い手に、所属事業所の関係者らは温かい拍手を送り、背中を押した。
新入校生を含め、今年度は3学年6学科34人が技を磨く同校。黒丸校長は「自ら学び技能習得のほか、人間性も養ってほしい」と期待。同市職業訓練協会長の山元成巧氏(山元木工)も「周囲に信頼される職人を目指してほしい」と激励した。来賓からも励ましの言葉が多く寄せられた。
入校生を代表して左官・タイル施工科の吉元隆泰さん(坂野工務店)は「仲間と共に、それぞれの目標に向かって励んでいく」と力強く語った。