県土木部 24年度の総合評価方式
鋼構造物・浮桟橋を追加
県土木部は、1日以降に入札公告を行う工事から適用する2024年度の総合評価落札方式(特別簡易型)の内容を明らかにした。新たな対象工事に、これまで価格のみの競争で入札を行っていた鋼構造物工事(浮桟橋)を追加。評価項目の見直しでは、新規学卒者雇用の評価条件や橋梁上部工(PC橋)の施工実績条件を緩和する。25年度からは週休2日の施工実績に代えて、ワーク・ライフ・バランス(WLB)の評価も設ける方針だ。
鋼構造物工事(浮桟橋)は、専門的な技術力や実績が品質を左右する大規模工事で、今後も一定量の発注が見込まれるため、新たな対象工事(5000万円~WTO未満)として追加。従来の価格競争による入札から総合評価に切り替え、落札者を決定する。