県、田中さんら顕彰
技能グランプリで結果
県は第32回技能グランプリで優秀な結果を残した田中明氏(つきの)と肝付憲一氏(Votrefleur)を顕彰し、鹿児島市の県庁で塩田康一知事が26日、それぞれ「名匠」と「匠」の認定証を授与した。
二人は、今回北九州市で2月にあった技能日本一を競う同大会の専門職種で入賞。田中氏はプラスチック系床仕上げで金賞を受け「さつまの名匠」に、また、肝付氏はフラワー装飾で銀賞の成績を収め「さつまの匠」として顕彰を受けた。
塩田知事は「技能をさらに磨き一層活躍し、後進の指導にも力を注いでほしい」と栄誉をたたえた。
田中氏は、前回2021年3月の31回大会で銅賞を受け「さつまの匠」に続く顕彰に「自分の中では想定外の失敗もあったが評価をいただいた。次はカーペット仕上げに挑戦したい」と述べた。