県、屋久島空港滑走路延伸
全工程は10年間
県は26日、屋久島空港滑走路延伸に係る環境影響法に基づく最後の手続きとなる評価書の公告・縦覧を開始した。2024年度の新規採択に向け国と協議を実施。事業化後の取り組みは、航空法に基づく変更許可に必要な手続きを行う。全体整備工程は約10年間で、ターミナル施設の延べ床面積は4400㎡(管理事務所含む)と現施設の4.7倍を想定している。
場所は屋久島町小瀬田。現在の滑走路を北西側は県道の付け替えにより180m、南東側に320m延伸してジェット機が就航可能な2000mとする。
整備工程をみると、初年度は測量、2年次は実施設計や地質調査、用地取得を実施。3年次から工事が本格化し、用地造成と県道付け替えなどに着手する。