大福コンサルタント 曽於市に水力発電所
鎌田建設で施工 事業費は約8億
大福コンサルタント(福田真也社長)は、曽於市に高松水力発電所を建設する。約8億円の事業費を充て、鎌田建設(鎌田善政社長、霧島市)が施工を担当。11月の完成を目指して整備に着手した。
曽於市末吉町高松土地改良区が管理する農業用水路と地形落差を利用し、約1.4㎞の管水路を経て発電する計画。最大発電使用水量0.9m3/s、有効落差62.3m、最大出力488kWを見込む。事業費は約8億円。年間発電量は約660戸分に相当し、九州電力送配電へ売電する。
15日、現地で地鎮祭が行われ、関係者21人が出席。神事では、福田社長が刈り初め、鎌田社長が鍬入れを行い、関係者が神前に玉ぐしを捧げて工事期間中の無事故無災害と施設の無事完成を祈念した。