北薩横断「広瀬道路」
さつま広橋~佐志間が供用
北薩横断道路「広瀬道路」さつま広橋IC~佐志IC間(5.8km区間)が完成し17日、さつま町で開通式典が開かれた。国や県をはじめ関係市町の自治体関係者、施工業者ら約120人が出席。さつま広橋ICでテープカットやくす玉割りなどで供用開始を祝ったあと、関係者が佐志ICに向かって通り初めを行った。
薩摩農村環境改善センターで行われた開通式では初めに、塩田康一知事が「今回の開通で、空港やさつま町市街地へのアクセスの利便性向上が期待される。北薩地域の発展のため、横断道路の整備に全力で取り組んでいきたい」と挨拶。また、上野俊市同道路開通式協賛会長(さつま町長)は「ミッシングリンクの早期解消に向けて地域間の連携が図れるようお願いしたい」と呼び掛けた。森戸義貴国土交通省九州地方整備局長も祝辞を寄せた。