県24年度農政部等3部予定箇所
新規120含む548地区
県は15日、土木部を除く2024年度公共事業実施予定箇所を明らかにした。新規は農政部82地区、環境林務部33地区、商工労働水産部5地区の計120地区。防災・減災、国土強靭化等を進めるほか、農林水産業の生産基盤強化等に取り組むため、前年度比微増(2地区)の548地区で事業を進める。
内訳をみると、農政部では公共が前年度比とほぼ同額の243億3441万円、県単公共事業には同額の3億2247万円の計246億5689万円を計上。前年度比0.1%(1419万円)減となった。箇所数は366地区。
新規箇所をみると、県営中山間地域総合整備はさつま北部(さつま町)、畑地帯総合整備(担い手支援型)は第三那間(与論町)や手久津久(喜界町)、水利施設整備(洪水調整機能強化型)は、十曽ダム、神嶺ダム、母間ダムなど6ダム、農業水路等長寿命化・防災減災は21地区で事業を開始する。