阿久根高尾野道路で現場見学会/鹿大生が学び深める/名村造船所・大島造船所
名村造船所と大島造船所は2日、出水市で整備を進める北薩横断道路「阿久根高尾野道路」の現場に鹿児島大学の学生を迎え、見学会を行った。関係者が橋梁の構造や工事の進め方などを説明。将来への期待も込めてエールを送った。 見学に

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奄美大島南部の嘉徳海岸で進められている護岸工事は、9日から作業が始まった。事業区域の砂浜では、今後根固めブロックを設置するための基礎を整える作業として、重機による掘削が行われた。 工事は、県大島支庁瀬戸内事務所発注の嘉徳海岸浸食対策(総事業費約3・4億円)。2014年に発生した台風による高波で集落砂丘での浸食が発生、人家や墓地が崩壊する懸念から、RC護岸による整備計画(L180m×H6m)を進めており、事業完了は30年度を見込んでいる。 この工事を巡っては、一部住民の反対により事業着手から一時中断。反対住民が工事中止を訴えていたが、今年5月、最高裁で訴えが退けられたことを受け、準備が再開された経緯がある。 同事務所によると、バックホウによる床堀のあと、基礎捨石の敷設や土のう設置等を展開する予定。ウミガメの産卵上陸シーズンには工事を中断するが、来夏以降も計画を進めていく方針だ。 地元の住民代表は「要望から9年が経ち、ようやく本格的な工事に入り安堵している。安心して暮らせる環境づくりを進めてほしい」と着工を歓迎した。
名村造船所と大島造船所は2日、出水市で整備を進める北薩横断道路「阿久根高尾野道路」の現場に鹿児島大学の学生を迎え、見学会を行った。関係者が橋梁の構造や工事の進め方などを説明。将来への期待も込めてエールを送った。 見学に
私が思う建設産業の魅力は地図に残る仕事であり、それが百年、二百年と人々の暮らしを支え続けるものになることに魅力を感じました。実際に、最近テレビで見たプロジェクトⅩではトルコのアジアとヨーロッパを結ぶ地下鉄道を建設するのを
れいめい高校の生徒を対象にした産学官連携による若手育成プロジェクト(リーダー・山本誠道県建設業青年部会宮之城支部長)の現場見学会が5日、さつま町や薩摩川内市の現場であった。同校工学科の1年生30人が宮之城道路の現場などを

出水共同高等職業訓練校(椎木伸一校長)は、2026年度の訓練生を募集している。訓練科目は土木施工科の普通過程(2年間)で、定員は10人。高卒以上および同等の学力があると認められた者で、雇用保険または労災保険特別加入者が対

森山(清)組(森山崇社長)は、三島村(6日)、十島村(8日)に住む子供たちに向け、ひと足早いクリスマスプレゼントとしてホールケーキ53個を贈った。〝子供たちに笑顔を届けたい〟との思いから、社員がサンタクロースやトナカイに

鹿児島市は、4ルート案を構想する路面電車観光路線に関して、運行開始までに少なくとも6年程度の期間を要すると見解を示した。事業は現在も検討段階だが、平均距離の約2.6kmに対する概算事業費を約73億円と推計。10日、市議会

奄美市の2025年度一般会計12月補正案は、9億6941万5000円を追加し、累計総額は366億9006万4000円となる。工事請負費は差し引き2708万8000円を計上し、市道和瀬城線の災害復旧等を実施する。 市道

鹿児島労働局は、11月末現在の業種別死傷災害発生状況(2025年累計、速報版)をまとめた。建設業の死傷者数は前年同期比16人減の262人。事故の型別では墜落・転落が35.5%(93人)と最も多い。 建設業の内訳は、土

セントラル総合開発九州支店(福岡市)とエムズ(松﨑祥代社長)は鹿児島市上荒田町にマンションの新築を計画している。早ければ2月上旬に着工、2028年3月の完成を目指す。 建設地は、上荒田町28-5=写真=。敷地面積は1

鹿児島市東開町で事務所の新築が計画されている。建物規模はW造平屋建て223.5㎡。7カ月程度の工期を見込む。

本県で地域との協議会(かごしま空き家対策連携協議会)が結成されたのは、2016年8月。市町村が解決困難な事案に対して専門家を派遣し課題解決を支援するとともに、担当職員のスキル向上を目的とした研修会も毎年実施してきた。

独立して仕事をするようになってから、私には常に強力な「相棒」がいる。AI、人工知能だ。「AIと共に仕事をしている」と言っても過言ではないほど、毎日ともに活動している。 この相棒はとても多才。仕事で行き詰まった私の愚痴

大分県佐賀関地区で発生した大規模火災では、要因の一つとも指摘されるなど、空き家の多さは防災上の危険を孕む課題になっていた。 県住宅政策室で空き家問題に関する特命案件を担当する建築技師の志賀庸平さんは本紙インタビューに応

大規模な新築工事で現場代理人を-。目標に向け、着実に歩みを重ねる。 空調、ボイラー、プラント…。さまざまな設備工事の現場代理人を務める。営業職だったとき「技術職の方が向いているかも」とポリテクセンターで溶接等の職業訓

「鹿児島の北海道」と呼ばれる伊佐。高校卒業まで過ごした私のふるさと。真冬は酷寒の地となり、幼少期に薄着・半ズボンで過ごした情景を思い出す。四方を山に囲まれ、豊富な水源に朝夕の寒暖差も加わり、伊佐米のおいしさは格別である。

業界に関するさまざまな情報を建設新聞の目線で紹介するコーナー。建設業界で働く上で知っておきたい情報や雑談のタネまで幅広く扱います。今回は「本紙で扱ったキーワード」に注目しました。 【ここがポイント】 本紙の記事で多く

政治が悪い、教育が悪いと嘆いても死ぬことはできないし、泥棒するわけにはいかない。お互いに励まし合いながら事業を守り、生活を守らなければならないのだ。しかも社員には素晴らしい人生を送らせてやりたいと思う。 特に次の世代

親の愛情には二通りある。例えば寒い日、子供が外から帰って来たらはやばやとコタツに入れて身体を温めてやる。これもありがたい親の愛情である。 しかし、それよりもなおありがたい親の愛情は、寒ければ薪を割りなさい。そしてもう

イラストでわかるインテリアデザイン基礎 著者=松本佳津ほか 発刊=学芸出版社 頁数=158ページ 定価=2800円(税別)

完工高順位(2月期決算)

2025年秋の叙勲知事伝達式が10日、鹿児島市の県庁であった。対象者は、総務省、消防庁、厚生労働省およびこども家庭庁関係26人と、危険業務従事者2人の計28人。栄誉をたたえるとともに、地域社会の先導者として期待を寄せた。

県建設業協会鹿屋支部(下小野田隆支部長)は9日、鹿屋市の現場で理事役員11人が参加し、安全パトロールを実施。年末に向け繁忙期を迎えることから、安全対策のさらなる徹底を呼び掛けた。 パトは、県大隅地域振興局農林水産部発

県建設業協会出水支部(春田勝俊支部長)は9日、出水市や長島町などの管内4現場を対象に年末役員指導パトロールを行った。10人の診断員が3地区に分かれ、各箇所を巡回。慌ただしくなる時期を前に、現場での第三者災害防止対策を徹底

県設備設計事務所協会(櫨木信彦会長)は8日、鹿児島市のホテル自治会館で2025年度設備設計技術研修会を開いた。会員技術者ら64人が参加し、電気・機械設備に関する最新技術やその特長に理解を深めた。 研修会(CPDプログ

県建築士会熊毛支部屋久島分会(浦田功会長)は11月28日、屋久島町立安房中学校1年生31人に対し、建築出前講座を開いた。生徒たちは、製図ソフトを使用して3D図の作成のほか墨だしや鋸引き、かんな加工、釘打ちといった作業を体

鹿児島市は、新たに二つの電停の副呼称を公表した。水族館口電停が「萩原技研前」、天文館通電停が「薩摩蒸気屋前」。1月から運用を始める。 現在運用中の副呼称は、唐湊電停(小牧建設前)、二中通(キラメキテラス前)。電停標識

県法面防災協会(上原徳正会長)は1月7日午後4時30分から、鹿児島市の照国神社で安全祈願祭を開く。

県橋梁構造物塗装協同組合(市坪孝志理事長)は16日午後4時30分から、鹿児島市のホテル・レクストン鹿児島で鋼塗装における新工法と施工事例等の技術研修会を開く。

◆池平遺跡発掘調査現地説明会 13日午後1時30分から、霧島市横川町上ノの現地で行う。国道504号溝辺道路の整備に伴い県立埋蔵文化財センターで実施。縄文時代を中心とした遺構や遺物が発見された。

◆特定地域づくり事業協同組合シンポジウム 1月15日午後2時20分から、鹿児島市の鹿児島サンロイヤルホテルである。申し込みは25日まで。今年度新たに設立した3組合とキーパーソンとなった「地域おこし協力隊OB」にスポットを
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